血糖値の目標値

MTPro[2013年4月25日]

◇HbA1c管理基準を改訂へ,日本糖尿病学会

*“きりのよい”3種の目標値を設定,6月1日に施行予定

日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は4月23日に公式サイト上で,HbA1cによる血糖管理基準を改訂し,今年(2013年)6月1日から施行予定であることを明らかにした。
新たな管理基準として,合併症予防のための目標7.0%など,“きりのよい”3種の目標値が設定される。

*6.0%未満,7.0%未満,8.0%未満を設定

日本糖尿病学会の『糖尿病治療ガイド2012-2013』(以下,ガイド)および『科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2010』(以下,ガイドライン)によると,血糖管理のためのHbA1cの指標として下記の5区分が設定されている。

(1)優 6.2%未満
(2)良 6.2~6.9%未満
(3)可(不十分) 6.9~7.4%未満
(4)可(不良) 7.4~8.4%未満
(5)不可 8.4%以上

これに対し,同学会が公式サイトで明らかにしたところによると,新たに下記のような3つのカテゴリーが設定され,HbA1cの目標値も“きりのよい”値にそろえられるようだ。

(1)血糖正常化を目指す際の目標 6.0%未満
(2)合併症予防のための目標 7.0%未満
(3)治療強化が困難な際の目標 8.0%未満

(1)は適切な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合,または薬物療法中でも低血糖などの副作用なく達成可能な場合の目標値。(2)については対応する血糖値として,空腹時血糖値130mg/dL,食後2時間血糖値180mg/dLがおおよその目安として付記されている。(3)は低血糖などにより治療の強化が難しい場合の目標だという。

詳細については,第56回日本糖尿病学会年次学術集会(5月16~18日,熊本市)で報告される。また,近日改訂版が発行予定のガイド,ガイドラインでも解説されるという。(平田 直樹)

(記載はすべてNGSP値)

経口血糖降下薬(糖尿病治療薬)からの離脱にはhba1c6.2%~hba1c6.0%未満の数値が必要と思われます。

尚hba1c6.5%以上は糖尿病発症の診断基準に使われている数値です。

 

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