血糖値を下げる食品と食べ方

糖尿病関連の本がたくさん書店で売られています。

著者は糖尿病専門医を含め、医師や管理栄養士です。

本のタイトルでどうしても許せないのは、「血糖値を下げる・・・・・・・」です。
これらのタイトルは、血糖値が上がることを前提としています。
そこで、血糖値を下げる食品や、食べ方ということになるのでしょう。

しかし、食品や食べる順番で血糖値を下げるのことはできず、血糖値の上昇が緩やかになるだけです。(急激な血糖値上昇「グルコーススパイク」の予防にはなる)
やはり、食べた糖質分の血糖値の上昇は(食後2~3時間後までに)あると思います。

これらは、問題の先送りであり、根本的な治療にはならないでしょう。

血糖値を下げることができるのは、インスリン注射か経口血糖降下薬のなかでもSU剤・DPP4阻害薬・速効型インスリン分泌促進薬などインスリン関連薬だけです。

SGLT2阻害薬(腎臓の尿細管内腔に存在するSGLT2(ナトリウムグルコーストランスポーター)を阻害し、ブドウ糖の再吸収を防ぐ)・インスリン抵抗性改善薬(インスリンの効き目をよくする)やαグルコしダーゼ阻害薬(多糖・二糖からブドウ糖に変える酵素を阻害する)にしても、積極的に下げるというよりも血糖値を上げにくくする薬だと思います。

本屋さんの店頭では専門家が書いた「血糖値を下げる食品」や「血糖値を下げる食べ方」関連してGI(グリセミック・インデックス)・GL(グリセミック・ロード)などの食品選びに関する本もあります。

糖質制限食にすれば、血糖値を下げる必要はありません。
血糖値が上がらないからです。

炭水化物を大量に食べて上がった血糖値を下げようとするから、「血糖値を下げる食品」や「血糖値を下げる食べ方」という考えが出てくるのです。

炭水化物を最小限に抑えれば、血糖値は最初から上がらないのでそもそも下げる必要がないのです。

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