食事療法について気になること

最近私がある方のブログに投稿した記事です。

シリコンバレー式、ジョコビッチ、山田悟氏、白沢卓二氏、畠山昌樹氏、溝口徹氏等たくさんの本を読んでいらっしゃるので感心しています。

但し、医学的にどれが正しいかという事は難しと思います。
やはり、エビデンスや、生化学的な根拠も必要です。
私はほとんど読んでいますが、専門家である山田悟氏を除くと、自説や仮説がほとんどのようです。

緩い糖質制限食にはエビデンスや、生化学的な根拠も少しずつ増えています。

医学界におけるエビデンス(科学的根拠)は、基本的に医学雑誌に掲載された論文です。
さらに「ニューイングランドジャーナル」「ランセント」「JMA」など信頼性の高いと評価される雑誌に掲載されることもエビデンスレベル判断の重要な要素です。

健康的な食事は一生続けていくものだと思っています。

薬は数時間後又は翌日から効果が出ます。
食事の場合は、個人差にもよりますが、半年から1年ぐらいかかると思います。
やはり、生活習慣なのです。
2週間で本当に効果が出るのでしょうか。

美味しいものを食べることは人生にとって幸せなことです。
ご飯も小麦も止め、乳製品を止めて一生続けられるのでしょうか。

糖質制限の一番の目的は、糖質を摂取することによる、食後の血中のインスリン濃度を上げないことです。
高インスリンは、アルツハイマー、機能性低血糖(食後の眠気の原因)癌、肥満など多くの問題を抱えています。

もう一つ、ケトン体ですが、ある程度糖質制限(生化学的飢餓状態)をしないとほとんど作られません。(総ケトン体値・高くても120です。ちなみに、スーパー糖質制限食を始めて4年になる私のケトン体は普段4,000~5,000で、断食10日後で9,910でした)
あくまでもブドウ糖の代替エネルギーなので、体外から糖質を摂ればブドウ糖がエネルギーになります。
よって、いくらMCTオイルやココナッツオイルを飲んでもケトン体はわずかしか作られません。
もし、両方作った場合は、インスリン注射を中断した1型糖尿病患者やペットボトル症候群のような、ケトアシドーシスになり死に至ります。
健康な方(インスリン作用が保たれている場合)が、糖質を摂った場合、ブドウ糖をエネルギーとしながら、ケトン体を必要以上に作ることは無いと思います。

診断結果で心配な高血圧(原因がナトリュウムなのか?)や高LDL-C(small dense LDL-Cや酸化LDL-C)については、できれば糖質制限に理解のある主治医を見つけて相談されるのもいいと思います。

食事療法も病気の治療も自己流で行うと危険です。

所見が出ていますので保険診療で血液検査ができると思います。
血中総ケトン体値(βヒドロキシ酪酸・アセト酢酸)やインスリン値も追加で調べてもらい、健康的な食生活を続けてください。

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