アボガドとツナのチーズ焼き

昨日に続きアボガドを使った料理です。
アボガドとマグロとわさびそして醤油少量、最高の組み合わせです。

今日は、ちょっとアレンジしてチーズ焼きです。

材料:
アボガド
ツナ缶
わさび
マヨネーズ

コショウ
溶けるチーズ
各適量

アボガドをキュウブにカットしてからくりぬき、ツナ缶、マヨネーズ・わさび・塩・胡椒と和える。

くりぬいた皮に詰め、チーズをのせてオーブンで表面に焼き色がつくまで加熱する。

皿に盛り付け完成。

昨日のマグロの太巻きに続き、アボガド料理でした。
アボガドは糖質制限のおすすめ食品です。

映画 シェフ 三ツ星フードトラック始めました

映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

料理、音楽どれも素晴らしい。
タイミングよく入ってくる音楽、特にキューバンミュージックにシビレました。
出力をビンテージオーディオに切り替え、大いに楽しませてもらいました。

料理は、もちろん素晴らしく、
私も昔のように「夢中になって」料理を作りたくなりました。

映画の内容や感想はアマゾンなどに、多くの方が高評価のコメントとして投稿されています。視聴の参考にしてください。

低糖質マグロ太巻き

マグロ・アボガド・卵でご飯抜き太巻きを作りました。

最近のマグロ、高くてなかなか食べられません。
閉店間際のスーパーでマグロをゲット、しかも生。

マグロをたたき、ネギ、わさび、マヨネーズ、合わせ醤油を合わせ下味をつけます。

アボガドをカットして種を取ります。

フライパンに卵2個入れ和風顆粒だし、マヨネーズ、菜種油を入れ、
炒り卵を作ります。

材料を揃えます。

海苔の上に乗せ、巻きます。

手で、丁寧に巻いて完成。

カットして皿に盛り付けます。

脂がのっていて、満足でした。
調理時間約10分です。
是非、お試しください。

マイクロRNAその2

前回に続き

マイクロRNAその1


NHKサイエンスゼロ  2015/2/22放送
「がんも!老化も!? 生命を操る マイクロRNA」

から
マイクロRNAその2を掲載します。

ナビケーター:南沢 奈央・竹内 薫
アナウンサー:江崎 史恵
国立がん研究センター研究所
分子細胞治療研究分野長
落谷 孝弘

 

VTR

細胞の老化や寿命を専門にしてきた
広島大学大学院 細胞分子生物学研究所
田原 栄俊 教授です。

田原さんは、老化にもマイクロRNAが関係しているのではないかと考え研究を進めました。
この研究で使ったのは、人の繊維芽細胞。
全身に存在する細長い細胞で、細胞分裂の回数に限界があることがわかっています。
分裂を1年ぐらい繰り返すと細胞がおおきく広がった形になってしまいます。
老化したのです。
見た目にもわかりやすいため老化研究でよく使われています。

田原さんは若い細胞と老化した細胞で含まれるマイクロRNAに違いがないか調べてみました。
まず培養した線維芽細胞に薬品を入れて溶かします。
マイクロRNAは透明な部分に溶けています。
この透明な部分の液体を分析しました。

線維芽細胞に含まれるマイクロRNAはおよそ1000種類。
若い細胞と老化した細胞でその量を比較しました。
その結果大きな違いが見つかったのがマイクロRNA22番です。
調べた線維芽細胞は3種類、若い細胞と老化した細胞ではこのマイクロRNA22番が2倍以上違っていたのです。

このマイクロRNA自体になにか機能はあるのか、田原さんたちは若い線維芽細胞に注入してみました。
これがマイクロRNAを入れる前、青く見えるのは細胞の核です。
3日経つと細胞はたるんだように広がり数も減っていました。
通常これほどの変化が起きるには100日ほどかかるといいます。
マイクロRNAのせいでたった3日で老化したのです。

田原:
我々の体の中ではある一定の細胞分裂をした後に止まるというプログラムがあります。
これは老化のプログラムというのですが、
それ以上増えてしまうとその細胞自身の機能が悪くなる、あるいは変な細胞になるということが起こりやすくなってしまいますので、
このマイクロRNA22いうのは非常に重要な機能をしているのだろと考えています。

STUDIO

奈央:
へー、マイクロRNAによって細胞があっという間に老化してしまうのが驚きでしたね。

竹内:
浦島太郎の玉手箱を開けてしまうような、あっという間でしたね。
逆に、若返るためのマイクロRNAはないんですか。

落谷:
おそらく、あると思います。
世界中の研究者が考えていると思いますが、残念ながら今ではまだわかっていません。

竹内:
でも、老化のプログラムも体にとっては重要なんですよね。

落谷:
そうですね、実際に我々が生きていますと、その細胞のゲノムには傷がついてしまいます。
そういった傷んだ細胞を排除するシステムとして老化というものがある。
ですから、そういったことができなくなると、とっても危険な状態なんですね。

奈央:
それって、癌細胞ということですか。

落谷:
まさに、その通りです。
実はマイクロRNAにおこる異常が癌と非常に強く結び付いているのです。

江崎:
そうしたですね、癌とかかわり深いマイクロRNAを見つけることで、癌の治療に応用しようという研究が行われています。

VTR

国立がん研究センター研究所
ゲノム生物学研究分野
ユニット長 土屋直人

土屋直人さんたちの研究グループは
癌の増殖を抑えるマイクロRNAを見つけました。

際限なく増殖する癌細胞、
増殖が制御できないのは多くの場合p53という遺伝子が壊れているからです。
細胞の異常な増殖を抑えるp53は、がん抑制遺伝子と呼ばれ、
癌研究では長く研 究されてきました。

そこで土屋さんたちはp53とともに活性化するマイクロRNAを探しました。
用意したのは大腸がんの細胞です。
ここに抗がん剤を加えます。
すると増殖を抑えるp53が活性化します。
そして抗がん剤を加える前後のマイクロRNAの量を測ります。
調べたのはおよそ170種類のマイクロRNA
その一部がこの表です。

増えたのは7種類、その中でp53と関係が深いとして注目したのがこの34aです。
これが34aの塩基配列、p53とともに増えたので、逆にこれを入れればp53が活性化し異常な増殖が抑えられるかもしれません。
土屋さんたちは、大腸がんの細胞に34aを加えて効果を見ました。
マイクロRNAを投与しないと大腸がんの細胞は急激に増殖します。
しかし入れた方はがんがほとんど増殖しませんでした。

マイクロRNAによってp53遺伝子が働き異常な増殖が抑えられたと考えられます。
生体内でも同じことが起こるのかマウスの背中に人の大腸がん細胞を移植しマイクロRNA34aの効果を見ました。
癌細胞を移植して14日目右側のマイクロRNAを投与しなかった癌は大きくなっています。
一方マイクロRNAを投与した癌はそれほど大きくなっていません。
生体内でもがんの増殖を抑える効果があることが確かめられたのです。

2007年土屋さんたちは論文として発表。
これがマイクロRNAが癌の治療に使える可能性を示した世界で最初のものでした。

国立がん研究センター研究所  ゲノム生物学研究分野
ユニット長 土屋直人:
分子標的治療薬とか抗がん剤とか抗体薬品とかいろいろ開発されていますがそれプラス核酸薬品のような、作用機序が異なった方法を開発する価値があると強く信じています。

STUDIO

奈央:
へえー、マイクロRNAでがんの治療までできる可能性があるんですね。

竹内:
それって、驚きですよね、
マイクロRNAはメッセンジャーRNAの働きを止めるんですよね
そうゆうことは、何かを止めるとp53遺伝子が働きだすっていうことですか。

落谷:
一つのタンパク質は別の多くのタンパク質によってコントロールされています。
でこのマイクロRNA43aの場合はおそらくp53を抑え込んでいるタンパク質を解除していると考えることができます。

竹内:
つまり邪魔者を働かなくするということですか。

落谷:
そーゆうことですね

奈央:
マイクロRNAって、体の外から薬のような形で体の中に入れるっていうのは大丈夫なんですか。

落谷:
マイクロRNAっていうの、、みなさんの体の中にもともとあるものですね、その増えたり減ったりしているものを、元に戻してあげる
ひょっとしたら、私たちにとって優しい治療になるのではないかと考えられています。
しかし、こういったマイクロRNAを標的に治療薬を開発するにはかなりの時間が要すると考えられています。
しかし先ほどお話に出た細胞の外に出るマイクロRNA、つまり我々の血液でがんに特異的なマイクロRNAを見つける、こういった新しいがんの診断これはもっと早く開発が進むと考えています。

奈央:
あ、番組の冒頭にちょっと出てきた血液一滴で診断できるっていうやつですか。

落谷:
そうですね。
実は癌になると、その癌に特有のマイクロRNAがその患者さんの血液中に出てきます。
これを利用して新しい診断が今進もうとしているんですね。

これはですね、縦軸にある患者さんのマイクロRNAの量を示しています。
健康な方ではこのマイクロRNAはほとんど見つかりません。
ところが癌になるととても増えるんですね。
そしてこの癌を例えば手術で取り去ったとします。
そうなると術後ある一定期間は必要ですけど正常のレベルに戻るんですね。
残念ながら、また再発をした場合は、また同じマイクロRNAが患者さんの血液中に出てくる。
つまり、血液中のマイクロRNAを見るだけで、その患者さんの中で癌がどういった振る舞いをしているか、これが手に取るようにわかる、そーいったことなのですね。

奈央:
ほんとに敏感に量が変わるんですね。

竹内:
現在でも血液中の腫瘍マーカーを調べて癌を調べたりしますけど、それとは違うんですか。

落谷:
腫瘍マーカーというのは優秀なものがたくさんあります、
実際に、腫瘍マーカーというものは癌が大きくなって、
癌細胞が死んでその結果患者さんの血液中に出で来る、そーいったものなのですね。
残念ながら癌が早期でゆっくり増えて細胞があまり死なない、そーいった状況ではなかなか見つけられないのですね。
ところが癌細胞、癌が小さいとき、初期でもおしゃべりをしていますね、
例えば血管内皮細胞にマイクロRNAを届けてそして血管を引っ込んでそこから別の遠隔地の臓器に転移していく、そうゆうこともしたり、
あるいは自分を攻撃しようとしてやってくる免疫細胞に、ある特定のマイクロRNAを送り込んで、その細胞をいわゆる撃退するそういったこともしてるんですね。
そういったおしゃべりの道具であるマイクロRNAを使えば新しい診断ができるという可能性があるということですね。

奈央:
癌細胞がマイクロRNAを使っておしゃべりをしてくれてるおかげで早期診断ができるということなんですね。

落谷:
そうなんですね、まさに我々人類が逆手にとって、今度はがん細胞に仕返しをしようってことなんですね。

竹内:
これは、実用化っていうのはいつごろになりそうですか。

落谷:
13種類のがんすべてがマイクロRNAで診断できるのは2020年ぐらい、
そういったところをめどにしています。
でも、すでにもう我々の基礎研究から乳がんを始めとしたいくつかの癌では、
こういった新しい診断が可能であるということが分かっていますので、
実現は少し早いかもしれませんね。

竹内:
今ですと大腸の内視鏡検査だったり、胃の内視鏡検査だったり、CTスキャンを取ったりだとか臓器ごとに癌を調べなければいけないじゃないですか、
それが血液一滴でいいというのはすごいですね。

江崎:
落谷さんどうも有難うございました。

それではサンエスゼロ次回もお楽しみに

 

 

マイクロRNAその1

NHKサイエンスゼロ  2015/2/22放送
「がんも!老化も!? 生命を操る マイクロRNA」

からの掲載です。

ナビケーター:南沢 奈央・竹内 薫
アナウンサー:江崎 史恵

最近注目のマイクロRNAについてです。

血液検査によるがんの早期発見、そして、近い将来がん治療にも。

去年糖尿病治療で、論文が発表されています。
【糖尿病のマウスに遺伝子の働きを抑える「マイクロRNA」という分子を注射して血糖値を下げることに東北大のチームが成功した。
血糖値を下げるインスリンを分泌する膵臓の細胞が再生されたという。
糖尿病の新たな治療法につながる可能性がある。】

VTR

2014年8月がんの早期診断方法を新たに開発する国家プロジェクトが始まりました。
これが成功すれば血液を一滴調べるだけで13種類の癌が極めて初期の段階でも診断できるようになるというのです。
プロジェクトの鍵を握るのは、国立がん研究センターに保管された70万にも及ぶ癌患者の血液です。
そこからがんの初期段階でも変化がが現れるというある物質を見つけ出そうというのです。

その物質とは、

癌になると血液中に増えてくる、マイクロRNA

マイクロRNAというのは小さなRNAの一種で
実は最近、このマイクロRNAが生命活動の維持にとって
とても重要な調整役をしていることがわかってきたのです。

生命の設計図DNAから転写されるRNA中でもとっても小さなマイクロRNAが重要だというのです。

生命を裏から操り癌の早期診断にも役立つというマイクロRNAに迫ります。

STUDIO

奈央:
マイクロRNA初めて聞きました私。

竹内:
ですよね、注目されてからまだ10年ちょっとなんで知らなくて当然です。
ただ、今、生命科学でとってもホットな分野なんです。
しかも血液中にあるマイクロRNAを調べると癌の早期診断もできるということなんですね。
もし、これがほんとうにできたら画期的ですよね。

奈央:
マイクロというのはすごく小さいということですよね、RNAというのはなんでしたっけ。

竹内:
DNAは知ってますよね。

奈央:
はい、細胞の中にあるタンパク質の設計図ですよね。

竹内:
RNAはDNAの仲間なんです。
DNAはデオキシリボ核酸
RNAはリボ核酸

江崎:
そもそもRNAとはどのようなものなんでしょうか。
後ろに並んでいるのはDNAなんです。
DNAはタンパク質の設計図なんですが、ここから直接タンパク質が作られるわけではないのです。
この情報をいったんRNAにコピーするんです。
では、どのようにコピーされるのかと言いますと
この、DNAをじっくり見てください
四色ありますよね
これ塩基と言いまして
四種類あるんです。
DNAがほどけますと
RNAがやってきます

奈央:
ほおー、繋がっていきますね

江崎:
そうなんです、DNAの並びにそってこの様に繋がっていきます。
では、どうやって並びにそって繋がっていくのかと言いますと、
DNAとRNAの塩基は繋がる相手というのが完全に決まっているんです。
RNAの塩基も四種類、DNAの塩基も四種類、
今回は繋がる相手の色を似たような色として表しているんですね、
例えば緑には青、DNAの赤にはRNAの黄色といったぐあいですね、
同じ色どうしはくっつきません。
こういった法則がありますので、
DNAの塩基の並び方の情報がしっかりとRNAにコピーされるということなのです。

奈央:
なるほど

江崎:
このコピーされたものはメッセンジャーRNAと言います。
そして、塩基が数千くらい繋がっているんです。
そのメッセンジャーRNAからの情報を読み取ることで
この様にですね、この白いのがタンパク質なんですけど
タンパク質が作られていくわけです。

奈央:
これがRNAの役割なんですね。

竹内:
さあ、ここで恒例の奈央ちゃんに質問です。
DNAの中でRNAにコピーされるのは何%ぐらいでしょうか。

奈央:
ええ、ちょっと想像もつかないですね

竹内:
言い換えるとDNAの中でタンパク質の設計図になっている部分は何%でしょうか。

奈央:
難しいですね

竹内:
ヒントを出しましょうか、大腸菌の場合だと86%です

奈央:
へえー、じゃあ近いんじゃないですかね。
8割ぐらい80%

竹内:
ブブー
答えです、1.4%

奈央:
ええー、少ないですね
じゃー、他の部分は何をしてるんですか。

江崎:
他の部分もRNAにコピーされるんですけどちょっと役割が違うんです。

DNAの中でもタンパク質の設計図にならない部分からコピーされたRNAです。
このRNAは22塩基くらいにまで短く切り刻まれるんですね、
奈央さんこの小さなRNAが本日の主役、マイクロRNAです。

奈央:
これが今日の主役なんですね、だけどメッセンジャ―RNAに比べてだいぶ短いですよね。
これは何をしてるんですか。

江崎:
マイクロRNAは働くときにメッセンジャーRNAにくっつきます。

奈央:
ほー、ぴったりくっつきましたね。

江崎:
はい、くっつかれたRNAはタンパク質を作ることができなくなります。
つまりメッセンジャーRNAの働きを止める役割なんですねえ。

奈央:
こんな短いのがくっつくだけで。

江崎:
そうなんです
この様にしてマイクロRNAは体の中でいろいろ作用してるんですね。
どのようなことが起きるのか見てみましょう。

VTR

東京大学 分子細胞生物学研究所
RNA機能研究分野
泊 幸秀 教授

体の中でマイクロRNAがどのような働きをしているかを調べていいる、
東京大学の泊幸秀さんの研究グループです。

受精卵が成長するときマイクロRNAが重要な働きをしているというのでゼブラフィシュでの実験を見せてもらいました。
ゼブラフィシュは受精後2日ぐらいまで体が透き通っています。
体の中の器官がよく見えるため活性の実験でよく使われています。
これは正常なゼブラフィシュの受精卵、この部分は栄養などなどが入った卵黄
魚類では画面上の部分が細胞分裂していきます
その様子をよく見てみると細胞は分裂を繰り返し。受精から4時間を過ぎると卵黄を取り囲み始めます。
そして30時間ほどでこのような魚の形になるのです。
この様な成長にマイクロRNAはどんな役割を果たしているのか、
ある、1種類のマイクロRNAの働きを止める物質を受精卵に注入して調べました。
受精から30時間後、右が働きを止めたもの尾が曲がってしまっています。
この部分が心臓、左は強く鼓動していますが右の鼓動は弱くなっています。
マイクロRNAを1種類止めただけで正常な発生ができなくなるのです。

今回の実験ではマイクロRNAの430番というものを阻害しました。
このマイクロRNAは母親由来のメッセンジャーRNAからタンパク質が作られるのを邪魔する働きを持っています。

どういうことかというと
ゼブラフィシュの受精卵では、まず最初は母親が残したメッセンジャーRNAからタンパク質を作ります。
このタンパク質が細胞分裂を促すのです。
受精から2時間半後子供の遺伝子が働く時期がやってきます。
この後は母親由来のタンパク質が邪魔になります。
そこで子供が作り出すのがマイクロRNAの430番です。
430番は、母親由来のタンパク質にくっつき、母親由来のタンパク質が作られないようにするのです。
こうして子供本来のタンパク質だけを使うことで正常に発達します。
しかし430番を止めてしまうと、母親由来の余計なタンパク質が作られ続けてしまいます。
そのため本来働くはずの子供のタンパク質が邪魔されてしまうと考えられています。
成長がうまく進まないのはこのためです。
マイクロRNAは発達の主役が母親から子供にバトンタッチされるを制御していたのです。

STUDIO

奈央:
へー、お母さん由来のメッセンジャーRNAをマイクロRNAがぴったりくっついて止めることで成長がちゃんとできるようになっていたのですね。

竹内:
そうなんですね、さらに面白いことは、マイクロRNA430はお母さん由来の数百種類のメッセンジャーRNAを止めることができるんですよ。

奈央:
えー、1種類のマイクロRNAだけで、そんなたくさんのメッセンジャーRNAを止めることができるんですか。

竹内:
そうなんですよ。

江崎:
こちらがマイクロRNA430の塩基配列です。
そしてこちらがお母さん由来のメッセンジャーRNAです。
沢山ある中の4つです。
ここにマイクロRNA430がこのようにくっついてタンパク質が作られないようしているんです。

竹内:
奈央ちゃんこれ、なんか気づきませんか。

奈央:
いや、ところどころくっついてないですよね。

竹内:
はいはい、くっついている部分とくっついてない部分がありますよね。
実はマイクロRNAは、一部分しかくっつかなくてもタンパク質が作られるのを止めたりできるんですよ。
だから数百種類を相手にできると。
だから複雑に生命を操ることができるんですね。

江崎:
その仕組みなどについて専門家に伺いましょう。

国立がん研究センター研究所
分子細胞治療研究分野長
落谷 孝弘さんです

奈央:
あんなに小さなマイクロRNAがいろんなタンパク質を作れなくしてしまうってすごいですね。

落谷:
そうですね実はこの発見に一番驚いたのは、私たち研究者かもしれません。
メッセンジャーRNAというのはDNAを確実にタンパク質にするための中間体だと思われてきました。
したがって中間体そのものには機能はないと考えられていましたけれども、実はマイクロRNAのような機能を持っているRNAが、実は我々にとってDNAやタンパクと同様にですね、とても重要な機能を持っていることが非常に大きなな発見なんです。

奈央:
ちなみに、さっきのはマイクロRNA430でしたけれど430というのは種類の数。

落谷:
そうなんですね、我々人では2500種類以上のマイクロRNAが見つかっているんですね。

奈央:
そんなにあるんですか、しかも1種類でいろんなタンパク質に作用するんですよね。

落谷:
そうですね。
1つのマイクロRNAが先ほど出たように、何百、時には1000を超える遺伝子を制御するといわれています。
先ほど例にあったゼブラフィシュのマイクロRNA430というものは少し特殊で、相手を完全に抑えるわけですけれども、一般的なマイクロRNAはおそらく相手をおそらく20%程度しか抑えることしかできません。
でもマイクロRNAの働きがたくさんの相手に及ぶため、こういったすごくおおきな働きがでるんですね。

奈央:
そんな複雑なんですね。

竹内:
そうしますと、その数ですね、
人と違う生物では違ってくるんですか。

落谷:
そうですね、いわゆる、ショウジョバエというものは人のゲノムの半分といわれていますけれども、マイクロRNAに比較すると人はショウジョバエの5倍ほどのマイクロRNAを持っているんですね。

奈央:
へえー

竹内:
5倍と言いうことは人間の方が機能がたくさんあるっていうことなんですか。

落谷:
そうですね、マイクロRNAの数が多ければそれだけ調節をする複雑さが増してきます。
より高度な、いろんな生理的な調節がマイクロRNAによって達成されている。
ですから、われわれ人間はいろんな別の生物に比べて、マイクロRNAによって進化している、そのように言っても過言ではないと思います。

奈央:
このマイクロRNAっていうのは体のどこにあるんですか。

落谷:
一般的には細胞の中に存在しています。
でも、細胞の外、我々の血液にも存在してるんですね。

奈央:
へー、細胞の外にもあるんですね。

落谷:
そうですね、このマイクロRNAは我々のあらゆる生命活動の局面で使われている、そういったものなのです。
実は、細胞同士コミュニケーションしています。
細胞の場合は言語を持ちませんので、細胞が細胞の外に分泌するマイクロRNAを利用して細胞同士の会話が成立している、ということが言えるんです。

奈央:
面白い、マイクロRNAを使ってコミュニケーションしてるんですね。

竹内:
具体的にはどういったコミュニケーションをしているのですか。

落谷:
実は母乳の中にもマイクロRNAがあることがわかっています。
母乳の中のマイクロRNAというのはすごく特徴的で、赤ちゃんの免疫細胞を成長させる。
つまり、赤ちゃんを外敵から守る、そういったマイクロRNAが母乳に仕込まれていて、それによって赤ちゃんはうまく成長できる、そういったことも分かっています。

奈央:
自分の体に影響があるというのはわかったんだけれど、お母さんのマイクロRNAが生まれてくる赤ちゃんにまで影響を及ぼすというのはすごいですね。

江崎:
さらにマイクロRNAは、私たちが気になる老化にもおおきく係わっていることが分かってきました。

次回に続きます。

 

黒豆の煮豆

お正月に食べる黒豆の煮豆、
今日のアクセスキーワードのトップが黒豆の糖質です。

大豆及び大豆食品の糖質

血糖値を上げにくい、黒豆の煮豆の作り方を投稿します。


鍋に黒豆200gと水500gをいれ一晩浸します。
ラカンカット150gを加え煮込みます。


最初沸騰させる。(蓋をして約7分・IH調理機を使いました。)
沸騰したら蓋をしてごく弱火(保温設定)で3~4時間煮込み完成です。
〈今回はビタークラフト使いました。できれば無水で調理できる鍋などを使うとうまく調理できます。〉


柔らかく、しわがなく、甘すぎない煮豆に仕上がりました。

甘味料として、血糖値を上昇させない糖アルコールエリスリトールを主成分とするラカンカットを使いました。
ラカンカットは同じく糖アルコールエリスリトールを主成分とするラカントsよりも煮豆に適しています(ラカントsはジャリジャリとした結晶が残る)。

簡単に作れますのでぜひお試しください。

煮豆100g摂取後の血糖値測定(翌日)
※空腹ではないので血糖値が少し高めです。
2017/01/02
11:6pm  133mg/dl

0:19am  106mg/dl

1:13am  125mg/dl

追記
60歳から始めた生化学(重症)、
そしてガーデニング、DIYと結構忙しいんです。
多くの熱中病を患っています。
そして、英会話(中学英語から始めました)が加わりました。
糖質制限食もできる限り記事にしていきます。

今年も「マメに」投稿します。

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