菊芋とイヌリンそして血糖値について

キクイモ(菊芋、学名:Helianthus tuberosus)は、キク科ヒマワリ属の多年草です。
北アメリカ原産で、世界中に外来種として分布しています。

キクイモの和名は、菊に似た花をつけ、芋ができるために付けられたようです。

主成分は多糖類「イヌリン」を含む食物繊維であり、生の菊芋には13-20%の「イヌリン」が含まれています。

●菊芋の食品成分
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
可食部100g当たりに含まれる成分

エネルギー(kcal):35
水分:81.7
たんぱく質:1.9
脂質:0.4
炭水化物:14.7
灰分:1.3
水溶性食物繊維:0.5
不溶性食物繊維:1.4

通常の芋類と異なり、炭水化物のうち、食物繊維を除く糖質のほとんどが血糖値を上昇させない「イヌリン」という多糖類です。
血糖値を上昇させる「デンプン」はほとんど含まれていません。

菊芋は、糖尿病治療や、医師からメタボリックシドロームを指摘されている方にお勧めです。

ネット上で菊芋が「血糖値を下げる」また「畑のインスリン」などと表示した記事をよく見かけますが誤りです。

上記の通り、菊芋の主成分が他の芋類とは異なり、血糖値を上昇させる「デンプン」ではなく、血糖値を上昇させない「イヌリン」のため、いつしか糖尿病に効く、そして「畑のインスリン」と言われるようになったと思われます。

血糖値を下げることができるのは、体内のホルモン「インスリン」です。
そして、インスリン注射、インスリン関連薬です。

血糖値を直接上昇させる糖質を取らなければ、血糖値が上がらないので下げる必要がない、つまり血糖値を下げるのではなく、結果的に血糖値が下がるのです。

これが糖尿病の食餌療法、糖質の摂取を制限する「糖質制限食」です。

菊芋とイヌリンそして血糖値について、もっと詳しく知りたい方は、糖質制限食を糖尿病治療に取り入れ、多数の著書で全国に広めた、江部康二医師のブログをご覧ください。
私、菊芋栽培農家オスティナート(ペンネーム)のコメントも最後に掲載されています。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4819.htm

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