グルカゴンが大変です

糖尿病はグルカゴンの反乱だった 稙田 太郎 (著)
Amazonで一時在庫切れでしたので、kindleでよみました。

そして2年前に購入した「実験医学 2015年4月号 グルカゴン革命」も読み直しました。
(こちらも現在amazonで一時在庫切れ)

稙田 太郎氏の本のタイトル「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」からですと、グルカゴン(膵島α細胞)分泌のコントロール不良が原因で、糖尿病が発症するのだ、ととらえる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、実際にこの本を読んでいただけると、大変良い内容だとわかります。

昨日リンクした「Cherrington先生と河盛 先生」との対談の締めくくりとして河盛 先生は、
●糖尿病治療では“インスリン抵抗性”や“インスリン分泌不全”の言葉に象徴されるように、インスリンのみが注目される傾向にありましたが、徐々にインスリン分泌を保持し、グルカゴンの暴走を防ぐことこそが糖尿病治療の目標になってきています。
近年開発されたDPP-4阻害薬やGLP-1受容体作動薬は、インスリンの分泌促進のみならず、グルカゴンのコントロールにも寄与しています。

※糖尿病はグルカゴンの反乱だった 稙田 太郎 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
インスリンの欠乏が糖尿病の唯一無二の原因であるというドグマに挑戦!!糖尿病はグルカゴンをコントロールできなくなった結果であるという糖尿病の概念を根底から覆す画期的発見。本書は、その全貌を分かりやすく解説する「グルカゴン物語」である。

※実験医学 2015年4月号 Vol.33 No.6 グルカゴン革命
Amazon 内容紹介
発見より90余年,インスリンの陰に隠れてきたグルカゴンの復活劇!インクレチンとなす三つ巴の関係,作用部位による「陰と陽」の働きまで,一歩進んだ糖尿病の分子病態が理解できる。

Copyright (C)2016 wp-Ostinato All rights reserved.