スナック菓子と依存症

最近「依存症」をキーワードとしてブログにアクセスしてくださる方が増えてきました。
スナック菓子依存症、炭水化物依存症、アルコール依存症、スイーツ依存症など様々ですが。

今回はスナック菓子と依存症を再掲載します。

2015/10/28に掲載した記事です。

依存性のある食品といえばスナック菓子があります。
炭水化物の塊、超B級グルメです。

若いころから食べ続け、成人病になった人も数多くいることでしょう。

代表的なものがカノピーのかっぽえびせんやポテトチップス。

この会社は炭水化物依存症を意識したCMを流し続けています。
CMがそのまま依存症の定義です。

やめられない とまらない カノピーのーかっぽえびせん♪♪

今日読んだ本『レイグ・ナッケン著「やめられない心」依存症の正体』から一部紹介します。

【アディクション(やめられない心)には、しだいに深みに入っていくという、やっかいな特徴があります。

つまり、アディクションは進行性の障害であり、止まらずに進行を続ける病気であることを理解しなければなりません。

このいきさつは、がんの進行に似ています。
がんには様々な種類がありますが、どのがんも悪化する過程はみな同じです。
つまり、がん細胞の増殖が止まらなくなるということです。

アディクションも、それと同じで、様々な種類があります。
どのようなアディクションも放っておけば進行が止まらなくなります。

対象物の使用や対象となる行動の頻度が増し、むなしい追及が止まらなくなるということです。】

アルコール依存症患者も酒を一口飲んだら「やめられない 止まらない」ですね。

今日読んだ本

「やめられない心」依存症の正体
グレイグ・ナッケン 著
玉置 悟 訳

「飲まない幸せ」を手にいれる方法
ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)編

※参考資料

ご飯(文部科学省のサイトにリンクしています)
炭水化物:37.1g/100g
(茶碗1杯150gの炭水化物55.65g)
(茶碗1杯150gの糖質55.2g、角砂糖に換算して13.8個分)
いつも食べてるご飯は茶碗軽く1杯で150gです。

○えびせん
炭水化物:67.33g/100g

ポテトチップス(文部科学省のサイトにリンクしています)
炭水化物:54.7g/100g

2016/10/21
追記

食品製造企業はいかに消費者を自社商品(糖質を多量に含む商品)に対する依存状態にするかに焦点を置いているようです。

糖質過多のドリンク・菓子・惣菜・ご飯・パン・麺類これらすべて、美味しければ美味しいほど(糖質量が多いほど)依存状態になります、
最近の子供は物心ついたころから、これらすべての商品の中毒状態になっています。

その結果、子供のころからメタボ症状が現れる傾向が多いようです。

アメリカの子供の1/3が肥満そしてその多くが貧困層だそうです。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2992.html
貧困層の子供は炭水化物によるカロリー摂取が主になっています。

カロリー制限よりも、
何からカロリーを摂取すればいいのかを、もう一度じっくり考えてみたいものです。

依存体質について

依存体質について

依存体質とひとくちにいっても、どんなものに依存しているのかは人それぞれ違いがあります。家族に依存している人もいれば、恋人に依存している人、仕事に依存している人、趣味に依存している人など、いろんな依存タイプがあります。

ただ、どの依存タイプにおいても「それがなければ自分を保つことができない」と感じてしまうことがほとんどです。何故そのように思ってしまうのか、詳しく見ていきましょう。

依存体質の共通点

依存体質を持っている人には、ある共通点があります。それは自分に自信がないということが根底にあるということです。自分に自信がないから、何かに頼りそれを得ることで自分を保とうとします。

だからこそ、ひとりでいることに自信が持てず、自立できなくなってしまうのです。依存体質の人ほど、自分ひとりのせいにされることを嫌いますし、辛さを乗り越える精神力を身に着けていません。

逆に言えば、その部分を見直していけば、依存体質は改善されていくと言えるでしょう。

具体的な言動

依存体質を持っている人は、自分に自信がないというのが共通点です。では、具体的に依存体質を持っている人はどのような言動を繰り返すのでしょうか。まず、家族に依存しているタイプの人から見ていきましょう。

家族に依存しているタイプの人は、なんでも家族のせいにしてしまうのが特徴です。「洗濯物に色移りしていた。母親のせいだ」「自分がこうなってしまったのは家族のせいだ」「家族が勝手にやっていること」など、自分の状況ひとつにおいても全て家族の責任にしようとします。

ずっと実家暮らしを続けていると、知らないうちに家族への依存度が高まり、一人暮らしができずに自立もできない状況を招いてしまう可能性があるため、一定の年齢に達したら一人暮らしをして家族から自立するよう区切りをつけるようにしましょう。

糖質制限とスイーツそして依存症

糖質制限と言えば炭水化物はもちろんですが、なかでも甘いお菓子、 スイーツ が食べられないと思うのが、特に女性の場合一番だと思います。
ところが、人工甘味料(糖アルコールや合成甘味料)を使うことで、主食であるご飯や、パン、パスタ、うどんなどとは違い、味と甘味をほとんど変えずに低糖質スイーツを作ることができるのです。

お菓子の材料である生クリームやクリームチーズ・バター等の乳製品そして卵やゼラチンなどすべて低糖質な食材です。

小麦粉の代わりに、アーモンドパウダー、大豆粉、小麦ふすま粉、おから粉なども使うことができます。

パンと違いイーストの発酵も必要ないので、ほとんど無添加で作ることができます。カカオマスを使えば低糖質のチョコレート菓子も可能です。

しかし問題なのは、せっかく糖質制限により甘いものから遠ざかっていたのに、低糖質だという事で食べてしまえば、以前のように習慣化して甘いものが欲しくなるのではないかという事です。

すなわち依存症とは、糖質中毒であり、また甘いもの中毒でもあるのです。

やはり、低糖質なお菓子といえども習慣化させないような注意が必要だと感じています。最近では合成甘味料の問題点も指摘されています。
(糖アルコールであるエリスリトールは安全です)

お菓子だけではなく料理も、基本的に塩コショウだけで味付けする「シンプル」そして「素材を味わう」、料理の原点に帰るべきでしょう。
(料理にも味付けやソースにより依存性があります)

最近読んだ本の中に「ヒトはなぜ太るのか?  」    ゲーリー・トーベス (著),  があります。一部紹介します。

[控えめにするか、完全にやめるか? 230p後半
それは食事中にある程度の炭水化物を許容することは、人によっては元喫煙者に数本のたばこを許可するするとか、アルコール依存者から立ち直った患者に時々酒を飲ませるのと同じ事かもしれない。
それに対応できる人もいるかもしれないし、滑りやすい坂道と感じる人もいるかもしれない。特別な機会に時々食べるデザートが、週一回の贅沢になり、週二回になり、最後には毎晩になり、そして突然、、減量のための炭水化物の制限が失敗したと決めてしまう。
それを続けることができず、体重が元に戻ってしまったためである。]

内容は糖質制限中に炭水化物を食べてしまったことについて書かれていますが、低糖質なお菓子を食べた場合も、味も甘味も同じであれば、生理的に血糖値を上昇させなくても、脳には甘く美味しいものを食べた記憶が残るでしょう。そして糖質中毒また甘いもの中毒が復活するかもしれません。

関連した本を紹介します。

せたければ脂肪をたくさんとりなさい ダイエットにまつわる20の落とし穴ジョン・ブリファ (著), 江部康二 (監修), 夏井 睦 (監修)

[落とし穴15◎間食してもかまわない
人工甘味料  171p
もっと自然な甘味料はどうなのでしょう? ステビアやキシリトールのように、アスパルテームやスクラロースなどの人工甘味料よりヘルシーだと宣伝されている甘味料もあります。
確かに安全性は高いかもしれませんが、私が問題としているのは、その甘さです
そこが肝心なのは当然ですが、ここで問題なのは、人工甘味料を摂取することで、中毒になりやすい甘い味に慣れてしまうことなのです。
長期的には、甘さへの執着を避ける方が賢明だと、私は考えています。]

今回の掲載と同じく低糖質でも習慣 になってしまう危険性が指摘されていました。

糖質制限食レストランとしては難しい課題がいっぱいですが、初心に帰り、やり直そうと最近想っています。

追記

オスティナート さん

コメントありがとうございます。

『ヒトはなぜ太るのか? そして,どうすればいいか』
ゲーリー・トーベス著 太田喜義訳 Medical Tribune
2013年4月28日発行 A5判上製288ページ 2,800円+税

こちらは出版社に頼まれて、私が書評を書いています。

『やせたければ脂肪をたくさんとりなさい』
ダイエットにまつわる20の落とし穴   朝日新聞出版
ジョン・ブリファ (著), 江部康二 (監修), 夏井 睦 (監修), 大田直子 (翻訳)
2014年8月7日発売

こちらは
夏井睦先生と私の共同監修で、英国の本の翻訳です。

2つともいい本ですね。

2015/10/22(Thu) 18:15 | URL | ドクター江部 | 【編集

 

 

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