MILES DAVIS kind of Blue

DeAGOSTINI デアゴスティーニからjazz LP Record COLLECTION
が発売されました。
第1回配本がモダンジャズの代表作マイルスデイビスのkind of Blueです。
201206092113277621
ジャケットも発売当初のCOLUNMBIAレーベルです。
私が持っていたのは、CBS SONYでしたのでジャケットだけでも大満足です。

レコードは重量盤で音質も最高、そして価格がなんと税込みで980円です。

早速額装して飾りました。
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セルフリノベーションした築46年の建物と100年以上前の仙台タンス。
40年ほど前のヴィンテージオーディオ(レストランから自宅に移したものです)、壁には1959年レコーディングのマイルスデイビスkind of Blueのジャケット。
最高の空間でいい音楽を聴く。
秋の夜長の最高の贅沢です。

THE DYNAMIC SOUND OF J.J with BIG BAND J.J.Johnson

THE DYNAMIC SOUND OF J.J with BIG BAND
J.J.Johnson

私が初めて患った熱中病は音楽です。
特にjazz、一発でシビレました。
16歳の夏でした。そして46年間シビレっぱなしです。

最初にシビレたのが今日ご紹介するトロンボーンのJ.J.Johnsonです。

IMG_4914かっこいいですねー。
オリジナルのKING製のブラックのTromboneそして黒ずくめの衣装と褐色の肌。

トロンボーン奏者の憧れの的でした。
一音一音正確で妥協しない音、そしてフレーズ。
まさにトロンボーンキング(KING)です。

私が持っているJ.J.Johnsonのレコードの中でもこのジャケットが一番のお気に入りです。
演奏も自らのアレンジによるBIG BAND を率いて、いつもながらの豪快でそして繊細な名演でした。

今回のレコードジャケットの撮影には苦労しました、黒に光が反射してしまい照明が使えず、何度か挑戦してやっとこの程度に撮影できました。
でも本物はもっと素敵です。

レコードのライナーノーツから一部ご紹介します。
■ジョンソンのモダン・トロンボーンのプレイとカラフルなオーケストレーションを完納させるアルバム。
J.J.ジョンソンが長年に亘って、最高のモダン・トロンボーン奏者の栄誉をほしいままにしたことは、モダン、ジャズファンなら誰でも知っているが、ジョンソンが同時に作曲者、編曲者としても極めて優れた才能を有していることは、意外に知られていない。
実際には彼の作編曲の才は、単なるジャズアレンジメントの領域に止まらず、モダン、ジャズを含むコンテンポラリーミュージックの全分野に亘って傑出している。
したがって彼は今までに大作ともいえるオリジナル長編をいくつも書いている。         ・・・・・・・・・                  (解説・瀬川昌久)

J.J.Johnsonの代表作のひとつBlue Trombone 1957 から
https://www.youtube.com/watch?v=fvgf0yPAqGI

 

 

ビルエバンス ワルツ・フォー・デビイ

WALTZ FOR DEBBY/BILL EBVANS TRIO
ワルツ・フォー・デビイ
ビル・エバンス・トリオ

1.My Foolish Heart(Ned Washington, Victor Young)
2.Waltz for Debby (Bill Evans)
3.Detour Ahead (Herb Ellis, John Frigo, Lou Carter)
4.My Romance(Lorenz Hart, Richard Rodgers)
5.Some Other Time(Leonard Bernstein, Adolph Green, Betty Comden)
6Milestones(Miles Davis)

BILL EVANS piano
SCOTT LAFARO bass
PAUL MOTIAN drums

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名盤中の名盤、ビルエバンスのワルツフォー・デビイを久しぶりにレコード盤で聞きました。
収録曲も素晴らしのですが、ジャケットも素晴らしく、いつもは自作の額に額装してレストランの壁にに掛けています。

40年以上前から聞いているのに何故か新鮮に聞くことができました。
また、当時の東京での4畳半暮らしを思い出しました。
テレビも持っていなく、安物のレコードプレーヤで何枚かのレコードを繰り返し聴くのが唯一の楽しみだったのです。
A面1曲目の、マイフーリッシュハートはビルエバンスのお気に入りの曲で、ラストレコーディグとなったライブでも演奏されていました。
マイフーリッシュハートは私の大好きな曲でもあり、最初はビルエバンスの作曲だと思っていたほどです。

●レコードの解説(ライナーノート)から一部抜粋してご紹介します。

モダン・ジャズは、特に若者にとってはそうだが、孤独を抱えこんでいる人たちにとって、一つの夢でもある。

モダン・ジャズのきこえる場所は、例えジャズ喫茶であっても下宿の四畳半であっても、目まぐるしく動く現代社会の中でともすれば息がつまりそうになる時に、すべてを忘れて音に浸り切り、安息し、明日への小さな生きがいを与えてくれる所であるはずだからだ。

中略
いつも自己陶酔の極限にまで行きながらも、時には水晶の輝きのように清冽で、時には水彩画のように柔らかくありうるのは、表現の確かさであろう。

表現的には、彼のアドリブプレーは、コードに即したメロディーラインを作るだけにとどまらず、メロディーライン自体に新しいハーモニー付けを行っている。ハーモニーとメロディーの二人三脚がそこにあるのだ。

そんな彼の演奏に、リズムの弱さを指摘するのはお門違いであろう。肉体の奥底からほとばしり出る熱いビート感は欠けるが、だからこそ、かすみのベールの中で揺れ動くようなリズムの微妙な変幻という彼の固有の世界が現出するのである。

とりわけ、1曲めの「マイフーリッシュハート」はその微妙な変幻の極致である。
この美しさを言葉にすることの難しさを、私は思い知らされる。

古い曲に、ビル自身の作といえるほどの自己表現の徹底によって、まったく 新しい装いをつけてしまうのが、彼の本領でもあるのだが、ビクターヤング 作曲の同名の映画の主題歌の美しいメロディーを、さらに美しく蒸留してしまっている。

この巧みな間を生かしたメロディーの語り口は、表現における造形の バランスの確かさの表れであろう。

ともかく、彼はまったくの唯一物と言ってよいリリシズムの結晶をここに生み出したのである。
(解説/土田三郎)

waltz for debby/bill ebvans trio
ワルツ・フォー・デビイ
ビル・エバンス

1.My Foolish Heart(Ned Washington, Victor Young)
2.Waltz for Debby (Bill Evans)
3.Detour Ahead (Herb Ellis, John Frigo, Lou Carter)
4.My Romance (Lorenz Hart, Richard Rodgers)
5.Some Other Time(Leonard Bernstein, Adolph Green, Betty Comden)
6Milestones(Miles Davis)

BIILL EVANS piano
SCOTT LAFARO bass
PAUL MOTIAN drums

My Foolish Heart

Waltz for Debby

最近夢中pbone

プラスチックで作られたトロンボーンをご紹介します。
一昨年ブルーとレッド2本買いました。

1本は演奏用で、もう一本はレストランのディスプレー用です。
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このpboneおもちゃではありません。
スライドの滑りがイマイチですが使い慣れてくると気になりません。
また、マウスピースを金属製に替えるとよく鳴るようです。

毎年人間ドックで肺活量の検査を受けていますが、年齢平均よりも数値がいいので感心されます。

youtubeから
片岡雄三さんの演奏です。

youtubeからもう一つ

サリナ・ジョーンズ  アローン・アンド・トゥゲザー

今回のレコードは、私の一番好きなボーカリスト、サリナ・ジョーンズのRCAにおける第1作です。

サリナ

今から40年前に初めて聞いたときから、サリナ・ジョーンズのファンになりました。
イギリスやヨーロッパで活躍していた彼女は、1944年1月29日にアメリカのバージニア州ニューポートで生まれました。

彼女ほど日本人にファンの多いボーカリストも珍しいでしょう。
何度も来日している、大の親日家です。

NHKFMのジャズフラッシュで、当時のパーソナリティー青木啓氏が新人としてこのアルバムを紹介したところ、ジャズヴォーカルファンから多くの問い合わせ(反響)があったそうです。

語りかけるような、アルトヴォイス、派手さはないがシンプルで粋な歌い方をするヴォーカリストというのが印象でした。

1973年末ごろロンドンでの録音

A1.私のものはあなたのもの
 2.アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
 3.恋の終わり
 4.アイル・ビー・アラウンド
 5.アイム・ゴナ・ラーフ・ユー
 6.ユーヴ・チェンジド
B1.夜の静けさに
 2.魅惑されて
 3.ソリチュード
 4.スカイラーク
 5.マイ・オールド・フレイム
 6.フィニラ

このアルバムに関連したサリナの 動画youtubeがありましたのでアップします。

ジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマン

今回ご紹介させて頂くレコードは、1963年3月6・7日録音です。
コルトレーンが肝臓症のために若干40歳で突然他界したのは、1967年7月17日のことでした。
亡くなる4年前のレコーディングになります。

この後亡くなるまでハードなフリージャズにのめり込む演奏に入ります。ちょっと一休みと思いきや、実は、当時のコルトレーンはマウスピースが気に入らぬことに悩み、具合の悪いマウスピースでは急速調のプレイをやりたくてもできず、代わりのマウスピースも入手できなかったので、このlpを作ったそうです。(スイングジャーナル誌油井正一「ジャズの歴史」より)

共演のジョニー・ハートマンは1932年シカゴの生まれ。
ナットキングコールにも通ずる魅力、ソフトな声とテクニックをを持つジャズボーカリストです。

JOHN COLTRANE     AND JOHNNY   HARTMAN

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曲目

A面
1.ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル
2.デディケイテッド・トゥ・ユー
3.マイ・ワン・アンドオンリー・ラブ
B面
1.ラッシュ・ライフ
2.ユー・アー・トゥー・ビューティフル
3.オータム・セレナード

メンバー
ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)
ジョニー・ハートマン(ヴォーカル)
マッコイ・タイナー(ピアノ)
ジミー・ギャリソン(ベース)
エルビン・ジョーンズ(ドラムス)

マリガン&ベーカー/カーネギー・ホール コンサートVOL.1

jazzのLpレコードを1950~1960代を中心にご紹介させて頂くコーナーの第1回目となります。

今回ご紹介させて頂くレコードは、1974年11月24日録音ですので、50年代や60年代ではありませんが、マリガンとベーカーが再会し、50年代当時の音を再現した、いやそれ以上に円熟した音を聞かせてくれた名演として、歴史に残るライブだと思い、第1回目に取り上げました。

B面・1曲目のマイ・ファニー・バレンタインは、チェット・ベーカーの十八番、自身の曲といってもいいくらいの、彼のお気に入りの曲でした。
彼は、麻薬常習から抜け出しものの、トランペットの音域もかなり狭まりG(コンサートF)が限界のようですが、なめらかで枯れた音は、全盛期以上に心にしみるプレーでした。
1974年といえば、40年前、私のヴィンテージオーディオの作られた年代です。 スピーカーから出てくる音は、まさに私を20才の頃に戻してくれる音でした。

1974年11月24日カーネギーホールにて実況録音
マリガン&ベーカー/カーネギー・ホール コンサートVOL.1

マリガン

曲目

A面
1.ライン・フォー・ラインズ
2.ソング・フォー・フニッシュド・ウーマン
B面
1.マイ・ファニー・バレンタイン
2.ソング・フォー・ストレイホーン

メンバー

ジェリー・マリガン(バリトン・サックス)
チェット・ベーカー(トランペット)
ボブ・ジェームス(ピアノ)
ロン・カーター(ベース)
ハーヴィー・メイソン(ドラムス)
ジョン・スコフィールド(ギター)
デイブ・サミュエルズ(バイブ、パーカッション)

当時の模様を伝える「ザ・ニューヨーク・タイムズ」の記事をご覧ください

マリガン&ベーカー、再び夢の顔合わせ 50年代のジャズを再現
ジョン・S・ウイルソン
「ザ・ニューヨーク・タイムズ」より

【ジャズに対する、ノスタルジアの波が最近ますます高まりつつある。
今までは、それはスイング・ジャズにほとんど注がれていたが、最近ではビバップへと傾き始めている。
日曜日にカーネギー・ホールで行われたコンサートでは、バリトン・サックスのジェリー・マリガンとトランペットのチェット・ベーカー、そして、20年前にウエスト・コートでクールジャズを確立したジェリーマリガン・カルテットのうち チェット・ベーカー、そして、20年前にウエスト・コートでクールジャズを確立したジェリーマリガン・カルテットのうち半数による顔合わせが再現されたが、このイベントは、50年代のクールジャズが、そのノスタルジアの列に新たに加えられる結果となったのである。
2人のミュージシャンは、25年間というもの、まったく異なった道を歩んできた。 マリガンは、多種多様なコンボや、ビック・バンドを率い、デイブ・ブルーベックの片腕として確実な成果を上げ、押しも押されもされない第一線のジャズメンとしての地位を保っている。
一方、ベイカーは、麻薬の泥沼から抜け出すべく、悪戦苦闘の生活を強いられ、ようやく立ち直って、かつて、マリガンカルテットと歩んだことのある、本来の人生に再び立ち戻ったようである。
ボブジェームスのピアノ、ロンカーターのベース、そして、ひときわ耳につくハービー・メイソンの、歯切れのいい、エネルギッシュなドラムス、この申し分ないリズム隊のバックアップを得て、マリガンとベーカーは、「ライン・フォー・ラインズ」「マイ・ファニー・バレンタイン」「ファニーズ・チューン」など、昔懐かしいナンバーを、フレッシュな感覚で演奏し、50年代を知るファンの大喝采を浴びた。
マリガンは、彼ならではの、リリシズムと、強力にスイングする緩急自在のソロで、圧倒的なソロを披露した。
チェット・ベーカーの方は、そのプレーの中に、彼の持ち味である、クールでイマジネイティヴなスタイルを更に奥行きの深い、磨き上げられたものとして定着させた。
尚、その日のプログラムには、スタン・ゲッツと彼のカルテットによる、最高にドラマチックな演奏も加えられていた。
(ただし、契約上の理由で、ゲッツのプレーはレコーディングされていない。)】

この記事により、ジャケット写真の中央に写る、テナー・サックス奏者がスタン・ゲッツだと分りました。

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