手作りと自家製

手作りパンや手作りケーキそして手作りハンバーグに手作りパスタなど、飲食関連の看板やメニューには、 手作りが目立ちます。

手作りパン屋さんを例にとります。

パン生地をこねる作業は機械、成型作業は人の手で、発酵は機械、最後は電子制御されたオーブンで焼き上げます。これでも手作りパン屋さんです。

パン生地をこねる作業を人の手で、何度も生地を打ち付けながらこねます、人の手で成型し、室内で発酵させ、薪を焚いた窯で焼いたのなら手作りでしょう。

実際にヨーロッパの田舎や中東・北アフリカなどで、すべて人間の手による手作りによりパンが焼かれている光景が、海外の料理番組などで見ることができます。
これらの地域では手作りが当たり前です、だから誰も手作りパンなどとは言わないのでしょう。
日本でも昔、薪を焚いたかまどでご飯を炊いていました。
でも誰も手作りご飯などとは言いませんでした。

日本の手作りパン屋さんにもどります。

われわれ消費者は、美味しくて、安全で、値段も手ごろであれば満足です。
日本のすぐれた機械技術で人件費の削減やつらい作業が改善されるのであれば、それはそれで好いのではないのでしょうか。

ではどうして、手作りの文字が目立つのでしょう。
実際の手作りの意味は、他の店や工場から仕入れたものではなく、「自分の店で作り販売又は提供しています」という意味に近いものだと思います。
つまり手作り「ハンドメイド」と言うより、自家製「ホームメイド」と言った方が良いのかもしれません。
そうでないと、パンとは違い手作りでないと作れそうもないのに、あえて手作りケーキというのもおかしなものです。

レストランの場合は

コース料理を提供するレストランを例にとります。
レストランで提供する料理の殆どは、デザートを含め自家製であり手作りなのが普通です。

でも裏話ですが、ある有名ホテルの搬入口から大量の冷凍ハンバーグが搬入されるのを目撃しています。

また、某航空会社系ホテルに精肉を下している業者からの情報によりますと、以前ホテル側からの指示によりハンバーグ用の挽肉を納入する際、玉ねぎ、パン粉、卵、など混ぜ込みパテにしてくれないかとの要望があったそうです。(精肉業者が調理に関する営業許可を取っているか否かによっては問題です)
実際私もメモ書きされたレシピを見せてもらい、呆れてしまいました。

法律に違反するか否かは別として、当然ホテルで調理されたものとして、食べているお客様に対する裏切り行為だと思い怒りを覚えました。

これはパン屋さんやケーキ屋さんの場合とは違い、高い飲食料金を払い食事をするわけですから 消費者は、当然ホテルで手作りされたものと思い食べています。
表示偽装など以前の問題ですのでもっとプライドを持って対処してもらいたいものです。

以上の様な姿勢が、札幌の名門グランドホテルや食品問題では常連の吉兆を含め沢山の高級店で食品表示偽装 が何年もの間行われていた、根底に有るものと想われます

まとめ

私たち消費者はどうしても手作りや自家製に弱いものです。
表示に騙されぬよう気をつけ、美味しくて体にいいものを購入したり、お食事をしたいものです。
そして、本当にまじめにいい仕事をしているお店を、応援していきたいものです。

次回は、糖質制限食とも関連づけて、手作り・オーダーメイド・テイラーメイドについてお話させて頂きます。

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