糖質制限とエンゲル係数

糖質制限実践者(糖質セイゲ二スト)から「最近エンゲル係数上がった」という話しをよく聞きます。

私も糖質制限レストランを経営していて、以前より原価率が高くなったと実感しています。

やはり一般の家庭でも、『家計の消費支出に占める飲食費のパーセント』つまりエンゲル係数が高くなっているものと思われます。

まだ糖質制限の調味料や、加工食品、パン、お菓子なども通常の商品より割高ですし、まして市販の加工食品や総菜など低糖質なものはほとんどありません。

炭水化物は、安価で美味しく、どこでも手に入ります。
ところが肉や魚などで賄おうとすると、そうはいきません。

そして、ご飯や、パン、麺類を中心とした食事になれていますので、料理のレパートリーも限られてくるようです。

これらのことが、糖質制限が続けられなかったという理由の一つに挙げられるのでしょう。

対策を考えてみましょう。

○食材を安く買う

飲食店の場合、原価率を下げるには、大量に買い安く仕入れます。
そして無駄なく使い切ります。

家庭の場合、エンゲル係数を下げるには、やはり大量に安く買えば下がるのですが、収納のスペースなどに限界があります。

最近は、業務用店舗でも一般のお客様の利用が多いので、少量にパッケージされた商品が多くなっています。

そこで、買い物をするお店をスーパーやコンビニから、業務用の店舗や、近くに市場などがあれば市場を利用します。

もし冷凍庫に余裕があれば、まとめ買いをすると安く買うことができます。
業務用の冷凍ストッカーが通販で安く購入できます、一台あると便利です
例えば鶏のもも肉などは、ブラジル産冷凍2kgで800円前後で買うことができます。
豚肉や、牛肉も冷凍をブロックで買うとスーパーなどより3割ほど安く買うことができます。

○食材を無駄なく使う

食材は無駄なく使うことが大事です。これによりエンゲル係数が下がります。
冷蔵庫の中でわすれて干物状になった食材や食品、劣化した肉や魚、冷凍焼けした食材など結構無駄にしていることがあります。

無駄を防ぐには真空包装を利用します。

●食材は一回分また一人分に小分けにし真空包装して冷蔵庫で保管します。

●なるべく加熱調理や、真空低温殺菌電気釜の保温機能を使えば家庭でも可能です、ネットで検索してみてください)などの下処理をして、一回分また一人分に小分けにし、真空包装して冷凍又はチルドで保管します。

これにより食材のロスはほとんど無くなります。

 

最  後  に

飲食店を経営していますと、原価率がそのまま経営に影響してきます。
いい食材を安く仕入、無駄なく使うことができないと営業が成り立ちません。
家庭でもエンゲル係数を下げるため参考にして頂けると幸いです。

そして、エンゲル係数が回復しても、糖質制限食がまずかったのでは、長続きしませんので、程々に美味しく作れるよう料理の勉強も必要でしょう。

 

マグロとアボガドのわさびマヨネーズ和え

2014/8/30の夕食メニュー     総糖質量18.385g

IMG_1523

〇マグロとアボガドのわさびマヨネーズ和え 糖質量1.85g
マグロ70g、アボガド70g、マヨネーズ20g、練りワサビ3g

〇きゅうりの真空浅漬け  糖質量4.75g
きゅうり200g、生姜15g,塩2g、自家製みりん15g

〇低糖質ハンバーグ バルサミコ ソース  糖質量 4.91g
ソース:バルサミコビネガー5g、低糖質ウスターソース5g、低糖質ケチャップ5g、バター5g、タイム適量

〇野菜スープ   糖質量 7.42g
カゴメ糖質オフ野菜ジュース200cc、ベーコン40g、かぶ根50g、かぶ葉30g、アスパラ40g、長ネギ25g、パルメザンチーズ15g、塩コショウ適量

総糖質量18.358g

食前値
IMG_1527
2014/8/30  pm7:20    92mg/dl

食後1時間値
IMG_1530
2014/8/30  pm8/21   116mg/dl

2時間値
IMG_15332014/8/30  pm9/2 1   107mg/dl

3時間値
IMG_15352014/8/30  pm10/2 1   84mg/dl

低糖質野菜ジュースで再度スープを作ってみました。
以前より糖質が高くなりましたが味はまあまあでした。

血糖値測定は、前回の約二倍の糖質量(約18g)で測定してみました、糖質1gにつき約1.3mg/dlの上昇になっています。
今回の糖質はほとんどが野菜の糖質です、野菜の摂りすぎには注意しましょう。
これからも引き続き、人体実験を継続していきます。

低糖質野菜ジュースを使った具だくさんスープ

8/28の夕食メニュー糖質量と血糖値 IMG_1514

〇カゴメの低糖質野菜ジュースを使ったスープ  1人分糖質量6.33g
2人分 カゴメ低糖質野菜ジュース200g、水適量、玉ねぎ70g、かぶ根100g、かぶ葉85g、ブロッコリ80g、ベーコン100g、パルメザンチーズ10g、塩コショウ適量

〇若鳥のポアレカレー風味ポン酢ソース   糖質量1.91g
1人分 鶏もも肉250g、ポン酢20g、カレー粉1g、バター8g、アボガド70g、塩コショウ適量

〇マグロのたたきサラダ   糖質量1.57g
1人分 マグロ70g、ルッコラ20g、ドレッシング20g

総糖質量9.81g

血糖値の変動

食前値 IMG_1515 2014/8/28  pm7:48  103mg/dl

食後1時間値
IMG_1517  2014/8/28  pm8:48  113mg/dl

2時間値 IMG_1518 2014/8/28  pm9:48  104mg/dl

3時間値 IMG_1522 2014/8/28  pm10:48  95mg/dl

総糖質量 9.81g

低糖質野菜ジュースで簡単なスープを作ってみました。
味はイマイチでした、改良をしてまたアップします。

血糖値の上昇が最近糖質1gにつき1mg/dlになってきました。
以前は糖質1gにつき3~4mg/dl上昇でしたのでインスリンの追加分泌がかなり改善してきたようです。

少しずつ炭水化物を増やしながら引き続き、人体実験を継続していきます。

糖質制限と脂質代謝


食物中の脂質(中性脂肪)が代謝される仕組み

脂質(食物中の脂質はほとんど中性脂肪)が摂取されると中性脂肪は小腸でグリセロールと脂肪酸に分解されます。

小腸上皮から吸収されると中性脂肪に再合成されキロミクロンと呼ばれる集合体を形成します。

キロミクロンはリンパ液に瞬時に入りリンパ管に拡散します。

キロミクロンは胸管を上向して、鎖骨下静脈内に移行します。

鎖骨下静脈に入ったキロミクロンは、ほとんど肝臓、または脂肪細胞組織や筋肉組織の毛細血管を通る間に、毛細血管壁にあるリポタンパクリパーゼによって中性脂肪から脂肪酸とグリセロールに分解されます。

中性脂肪(TG)は、一つのグリセロールと三分子の脂肪酸が結合して構成されています。(トリアシルグリセロール)

○分解された分だけ、血中から中性脂肪が取り除かれます。
○中性脂肪の分解によって生じた遊離脂肪酸は筋肉細胞でエネルギー源として利用されます。
○遊離脂肪酸は肝臓や筋肉組織においてβ酸化されてアセチルCoAとなり、エネルギー源となります。

●血中に残った脂肪酸は、肝臓と脂肪組織の中に拡散し、再び中性脂肪に合成されて脂肪細胞内に貯えられます。
●グリセロールは、肝臓において中性脂肪に合成されたり糖新生に利用されたりします。
●肝臓で合成された中性脂肪はVLDL(超低比重リポタンパク)となって血液中に放出されて、全身へと運ばれていきます。

(キロミクロンとVLDLは脂質をタンパク質で包んだ構造をしており「リポタンパク」と呼ばれています。脂質は疎水性で水に溶けないため、親水基を持つタンパク質で覆われることにより血液中に溶け込めるのです。)

食事でとった脂肪がそのまま中性脂肪として血中に残り続けるのではなく、蓄えられるのはエネルギーとして利用されなかった余剰分だけです。

血中の中性脂肪を増やしてしまう原因は

糖質を摂取してインスリンが追加分泌されると。

筋肉組織の毛細血管でリポタンパクリパーゼの働きが抑制され、キロミクロンやVLDLの中性脂肪は脂肪酸に分解されなくなります。

脂肪酸に分解されないとケトン体も得られないので、筋肉細胞は脂肪酸-ケトン体システムを使えなくなり、中性脂肪を使えなくなります。

よって中性脂肪は余剰となり、脂肪細胞に蓄積されやすくなります。
脂質をエネルギー源として利用するには中性脂肪を分解して遊離脂肪酸とグリセロールにする必要がありますが、インスリンはそれを抑制してしまうわけです。

 

参考にさせていただいたサイト及び著書
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%80%A7%E8%84%82%E8%82%AA
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3
糖質制限食パーフェクトガイドブック 江部康二著

低糖質な野菜ジュース

糖質制限食を実践していますと、主食の次に糖質の多い野菜を避けるようになり、 野菜の摂取量が少なめになってしまいます。

また、野菜ジュースなどは糖質が高いので飲むことができず、そのためマルチビタミンなどのサプリに頼っていました。

そこで忙しいときなどにすぐ飲める、低糖質な野菜ジュースがあればと思っていたところ、
本日、カゴメ株式会社から「カゴメ野菜ジュース糖質オフ」が全国で発売されました。
140724_4_001

さっそく近くのスーパーに行き、店頭にある「カゴメ野菜ジュース糖質オフ」を買って飲んでみました。

飲んだ感じは、低糖質な野菜100%ジュースなので甘味も野菜の甘味のみ、塩分もなし、特別美味しいとは言えませんが、これなら糖質制限の野菜不足が解消できると満足でした。

尚、肝心の糖質は200ccで3.3gとかなり低糖質です。
味のほうは、甘味や塩分などを自分で調整すれば大丈夫でしょう。
また一つ「糖質制限ok」食品が増えました。

これから毎日一本飲んでいく予定です。

カゴメ株式会社のサイト
http://www.kagome.co.jp/company/news/2014/07/001994.html