料理を作ろう糖質制限食

ブログをはじめたのは2014/1/7でした。

はじめて料理関連の投稿をしたのが料理を作ろう糖質制限食で、
2014/2/10の投稿です。

もう3年半経過していますが、糖質制限の考え方は今と変わっていません。

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糖質制限食の現状

スパー・コンビニその他店頭で売られている、惣菜、弁当、加工食品、お菓子、缶詰 などほとんどの食品には、多量の糖質が含まれています。

また品種改良により、野生種に比べより糖質の多い穀類、野菜、果物がここ数百年の間でも 増えてきたのだと思います。

糖質制限が世の中に知られてきて、低糖質なパン・大豆麺・お菓子そして調味料まで以前より ずいぶん糖質制限食品が販売されるようになりました。 ただ、開発費や少量販売のため、コストが掛ることもあるのでしょうか、通常の商品の2倍から5倍ぐらい の値段がします。

これでは、相当金銭的に余裕のある方は別として、すべての糖質制限商品を購入することはできません。

でも我々糖尿人は、生きるために食べなければなりません。薬もインスリンも使わずに生きていくためには、 やはり糖質制限食しかないのです。

ただそろそろ大手の食品業界も、糖質制限食開発に動き出す気配をみせているので、期待はしたいものです。 でも待っているわけにはいきません。今日も、明日も食べなければなりません。

この先、糖質制限食を続けていくには、また糖尿患者の場合は一生続けていくには、どうしても 自分の食べるものは自分で調理しなければならないでしょう。

それには料理の勉強をしなければなりません。

料理を作るということ脳のリハビリ

料理を作るということは、脳のリハビリにもなります。

まずなにを作るかメニューを考えなければなりません。 たとえば誰かのために(友人や恋人とか)作るとしたら、相手の好き嫌いとか、量はどのくらい食べるかとか、(私の場合、食べていただく方の、表情を思い浮かべながら考えます)また自分のレパートリーとか 得意料理とか、想像する脳を使います。

料理を作るには、材料を買わなければなりません。決まった予算で料理を作るには材料の分量や値段を考え、 買い物をしなければなりません。そこで計算する脳を使います。

次に買ってきた食材を調理します。ここでまず、包丁で皮をむいたり、カットしたりと、運動する脳を使います。

そして鍋や、フライパンで調理します。スープや調味料を入れ、煮込んだり、焼いたりと、聴覚、視覚、嗅覚、 味覚、触覚など5感を使い料理を完成させていきます。ここで感覚の脳を使います。

そしていよいよ盛り付けです。料理で一番楽しいのはここからです。ここではやはりその人の経験や、生まれ持ったセンスが出ます。 ここで感性の脳を使います。

心豊かに生きる

人生心豊かに生きていくためにも、糖質制限食を続けていく為にも、自分で料理を作りましょう。

今からでも遅くありません。これから私と一緒に糖質制限食を勉強していきましょう。

料理を作れるように成るということが(自分で食べるものを自分で作れるようになるということが) 人間として本当の自立なのではないでしょうか。

料理を作ろう!糖質制限食』 今回は総論となりました。 続きますお楽しみに。

ちょっとした勘違い

私が24歳のころ、今から39年ほど前に、埼玉県の川口市の喫茶店で、仕事前に読んだ源氏鶏太の小説があります。
直木賞受賞の小説家だそうです。

短編だったとは思いますが、本のタイトルが思いだせません、でも内容は覚えています。

とある通りに面する喫茶店でのお話です。

RIMG1419(私が以前経営していた幻のレストラン(仙台市の定禅寺通り))

カウンター前、ガラス越しに、毎朝同じ時間にこちらを向いて「にっこり」笑い、挨拶する素敵な女性が通るのです。
最初は偶然だと思ったのですが毎日続き、すっかりその気(思いを寄せるよう)になっていました。

ある日、なんとその素敵な女性がお店に入ってきたのです。
喫茶店の店員はこれぞとばかりに、思いを話しました。

女性の話はこうです、
「毎朝あわただしく自宅を出てきます。ちょうどお店(喫茶店)の前のガラスが鏡のように映るので、「にっこり」して自分の容姿を見ていました」ということでした。

こんなことってよくあることですよね、
飲食店を経営している私にも同じような経験があります。

ちょっとした勘違いに「にっこり」、
なんとも、「ほっこり」するお話でした。

いつもの散歩道

今日、2017年9月2日の仙台は、最高気温が21°ほどで10月上旬の気候でした。

紅葉にはちょっと先取りですが、2015年11月に投稿した記事です。
仙台の都心、私の住まい(レストラン)の近くを流れる広瀬川河畔、いつもの散歩コースです。

※2015/11/12に投降したものです。

お気に入りの散歩コースをご紹介します。
杜の都仙台の中心部を流れる広瀬川、いつもの河畔の散歩道です。
四季の中でも秋が一番きれいですね。
いつも癒されます。

♢イギリスの田舎のような雰囲気。この先にコテージがあるかも。

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♢個人のお宅なので写真2枚だけですが、敷地内のよく手入れされた松の木の緑との対比が素敵でした。

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♢帰り道の裏通りにある花屋さんです。思わず立ち止まりました。

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狩猟採集(肉食)だった我々人類の祖先は

狩猟採集(肉食)だった我々人類の祖先は、最低必要とするブドウ糖を確保するため、タンパク質を摂取した場合でも、バックアップシステム(バックアップ機能)としてグルカゴン分泌を直接刺激してグルカゴンを作り出していたのではないでしょうか。

グルカゴンは、同じくバックアップシステム(バックアップ機能)を持つエピネフリンとは違い、アミノ酸がグルカゴン分泌を直接刺激して作られ、
そして同時に、アミノ酸がインスリン分泌を直接刺激することによって、グルカゴンに相当するインスリンが作られ、高血糖や低血糖を防いでいるのだと思いますがいかがでしょうか。

インスリンとグルカゴンそしてタンパク質

インスリンとグルカゴン

江部先生こんにちは

糖質制限でインスリンをコントロールするという迷信
https://athletebody.jp/2016/04/05/insulin-myth-1/
このサイトの記事に対する、江部先生のブログへのコメントや質問についてgoogleで検索してみました。

2011年02月10日 (木)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1548.html
2016年04月06日 (水)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3753.html
2016年04月07日 (木)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3754.html

一部です。

今回も同じサイトに関する質問やコメントでした。

2017年08月03日 (木) の記事に対するS. N. F. さんのコメントの中で紹介されていた、たがしゅう先生のサイト「ササミ負荷試験」を拝見しました。
情報有難うございます。

ササミ負荷試験」
http://tagashuu.blog.fc2.com/blog-entry-1030.html

ササミ負荷試験

検査結果

実測血糖(mg/dL)  実測3ヒドロキシ酪酸値(μmol/L)
食前      88       556
30分後     91       367
60分後     106       210
120分後    96       111
180分後    96       80
240分後    92       232
300分後    85       536
360分後    82       597
(血糖基準値:70~109mg/dL 3-ヒドロキシ酪酸基準値:85μmol/L以下 )

インスリン値(μU/mL)  グルカゴン値(pg/mL)
食前      5.3       165
30分後     9.4       185
60分後     37.2      265
120分後    21.3       259
180分後    10.4       213
240分後    7.9       173
300分後    5.7       163
360分後    4.5       160
(インスリン基準値:1.7~10.4μU/mL グルカゴン基準値:70~174pg/mL)

上記の中でグルカゴン値の変化が参考になります。

これまではタンパク質摂取後のインスリン値の上昇が焦点となっていたようです。
そして、インスリン値の上昇に伴うグルカゴンの分泌。
これにより、互いの効果が相殺され極端な低血糖や高血糖にならないこと。

糖質制限食パーフェクトガイドp169「アミノ酸の中で、ロイシン、アルギニン、リジンはインスリンを分泌させます。・・・・・・
低血糖にならないのは、同時にインスリン拮抗ホルモンのグルカゴン(血統上昇作用あり)も分泌されて、効果が相殺されるからです。」

これには少し疑問を感じていました。

日本大学医学部 内科学科
糖尿病代謝内科学分野
http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/dmet/research/subject_dpp-4.html

一部抜粋

〈※高蛋白食では健常者と糖尿病患者のいずれにおいても、血漿グルカゴン濃度は上昇します6, 7)。
それはアミノ酸がグルカゴン分泌を直接刺激するからです。
6)   Ahmed M et al., Am J Clin Nutr. 1980; 33: 1917-24.
7)   Kawai K et al., Endocrinol Jpn. 1987; 34: 745-53.〉

私には、タンパク質摂取によるインスリン分泌により、それに伴いグルカゴンも分泌されるのではなく、アミノ酸がグルカゴン分泌を直接刺激することによりグルカゴンが分泌され、グルカゴンに相当するインスリンが分泌されると考えるのが自然のように思います。
アミノ酸(ロイシン、アルギニン、リジン(インクㇾチンが関与))が直接刺激してインスリンを分泌するのだとしても、グルカゴンが深く関与しているのだと思いますがいかがでしょうか。

●Ⅰ型糖尿病患者のタンパク質摂取による血糖値上昇(バーンスタイン医師・1.94/g)
Ⅰ型糖尿病患者にはグルカゴンに相当するインスリン分泌能がない。

●グルカゴン負荷試験
「グルカゴンは重症低血糖の治療に用いられグリコーゲン分解の促進などにより一過性に血糖値を上昇させる一方、インスリン分泌を直接刺激する作用がある。グルカゴン負荷試験はこの作用を利用して、インスリン分泌予備能を調べる負荷試験として広く行われている。」
糖尿病専門医研修ガイドブックp132

2017/08/05(Sat) 19:03 | URL | オスティナート | 【編集

Re: インスリンとグルカゴン

オスティナート さん

コメント、ありがとうございます。

私も、アミノ酸が摂取が直接、グルカゴン分泌を促すと思います。

そして、アミノ酸摂取が直接、インスリン分泌を促すと思います。

タンパク質(アミノ酸)とインスリン、グルカゴン、血糖値については、少し考察して
記事にしたいと思います。

2017/08/05(Sat) 19:32 | URL | ドクター江部 | 【編集

追記

グルカゴン分泌に対するアミノ酸による刺激の重要性

江部先生こんばんは

今回の記事
≪「グルカゴン分泌>インスリン分泌」のタイプで、
タンパク質摂取もあるていど、血糖値を上昇させるのだと思います。≫
について

ガイトン生理学 原著第11版 p1030から

【アミノ酸はグルカゴンの分泌を刺激する。

これはアミノ酸がインスリン分泌を刺激するのと同じ作用である。
このように、この場合は、グルカゴンとインスリンの反応は逆ではない。

グルカゴン分泌に対するアミノ酸による刺激の重要性はグルカゴンがアミノ酸をグルコースに迅速に変換することで、組織に利用できるグルコースをより多くすることである。】

ここまでがガイトンの生理学です。

ガイトンの生理学によると、アミノ酸のグルカゴン刺激の目的は、(インスリン作用があったとしても、)組織に利用できるグルコース多くすること、
つまり血中グルコース濃度を上げるのが目的のように思えます。

私の仮説です。

狩猟採集(肉食)だった我々人類の祖先は、最低必要とするブドウ糖を確保するため、タンパク質を摂取した場合でも、バックアップシステム(バックアップ機能)としてグルカゴン分泌を直接刺激し、アミノ酸をグルコースに迅速に変換していたのではないでしょうか。

同時に、アミノ酸がインスリン分泌を直接刺激することによって、インスリンがグルカゴンに作用し、高血糖を防いでいるのだとしても、
当然ある程度の血中グルコース濃度の上昇があるのではないでしょうか。

2017/11/04(Sat) 18:05 | URL | オスティナート | 【編集】

Re: グルカゴン分泌に対するアミノ酸による刺激の重要性

オスティナート さん

私も同感です。

「グルカゴン分泌>インスリン分泌」のタイプが、圧倒的に多いので
こちらが人類の主流と思います。

狩猟・採集時代のご先祖は、常に低血糖対策に余念がなかったのであって、
高血糖対策は、ほとんど必要なかったので、こうなったのだと思います。

アミノ酸摂取により、グルカゴンが分泌され、
肝臓や腎臓で<アミノ酸、乳酸、グリセロール>からブドウ糖が新生されて、
血糖値維持の一貫を担っていたのでしょう。

2017/11/04(Sat) 19:18 | URL | ドクター江部 | 【編集】